やる気を高めるには、脳内ホルモンが大事

やる気や、好奇心、集中力などは、脳内ホルモンによって制御されていると言われています。

例えば、やる気を支えてくれるのは、脳内ホルモンの物質である、セロトニン、好奇心を作り出してくれる、ドーパミン。そして、集中力を維持することを助けてくれるのは、ノルアドレナリンなどが挙げられます。

これらのホルモン物質がしっかり働いてくれることで心身共に最高のコンディションを保つことが出来る訳ですね。

それでは、心身共に健康でいるために、これらのホルモン物質をより活性化するために何が必要となってくるでしょうか。

私自身も、興味があり、様々な文献やネットなどで情報を当たってきましたが、大別すると以下に纏められるかなと思っています。

ホルモンの分泌を促す食品群を摂取 …

セロトニンの材料は必須アミノ酸のトリプトファン。豆腐、納豆、味噌などの大豆製品やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品に含まれています。ドーパミンの原料は、タンパク質です。上記の大豆製品や乳製品に加えて、ビタミンB群の摂取が必要で、豚肉やレバー類、ナッツ類、バナナなどに含まれていますノルアドレナリンは、アミノ酸チロシンから生成されます。チロシンを多く含む食材としては、大豆製品、乳製品、アボガド、バナナ、ナッツ類が挙げられます。毎日気軽に摂取するには、バナナやナッツ類がお勧めです。

定期的な運動 … 

こちらも当たり前のことかもしれませんが、特にリズム性の運動が良いとされていますので、ウォーキングやジョギング、他にも、腹式呼吸を使った瞑想も効果的です。また、太陽の光を浴びることでセロトニン神経が刺激され分泌が促されることも分かっていますので、日光浴とウォーキングをセットで行うものお勧めです。

コンディショニング …

https://masterofhappiness.com/archives/312以前、このブログでも取り上げたコンディショニング ですが、頸椎やリンパ腺のクリクリ指圧や、凝っていたり、硬くなっている身体の部位を、深い呼吸をしながらマッサージするなどの身体のメンテナンスは脳内ホルモンを刺激して活性化してくれます。

ちなみに、身体に心地よい刺激を与えることが脳内ホルモンを活性化させた例をネットで見つけましたので最後に紹介させていただきます。

認知症の母が一瞬覚醒、「生きててよかった」と

あるとき認知症が進んで言葉の発露も困難だった高齢の母の背中をトントンと叩いていたら、「ああ生きててよかった」という声を発しました。


10分ほどの背中への軽いタッピングによってオキシトシンが分泌され、脳内の心地よさを生む部位を刺激し、思いがけず、衰えた言語中枢が一瞬回復したのでしょう。


医療現場でも“手当て”の効果は昔から知られています。人は医師との温かな触れ合いや言葉かけによって癒やされるもの。古くからの手技療法も科学的にきちんと説明できる時代が来たのです。


(English)

Motivation, curiosity, and concentration are said to be controlled by hormones in the brain.

For example, serotonin, a brain hormone substance, and dopamine, which creates curiosity, support motivation. And it is noradrenaline that helps us stay focused.

The functioning of these hormones helps us to keep our body and mind in the best condition.
So what do we need to do to make these hormones more active in order to stay physically and mentally healthy?

I have been interested in this, and I have been looking at various literature and information on the Internet, but I think the following are the main categories.

Consuming food groups that stimulate the secretion of hormones …


Serotonin is made up of the essential amino acid tryptophan. It is found in soy products such as tofu, natto (fermented soy beans), miso, and dairy products such as cheese and yogurt.
The source of dopamine is protein. In addition to the above-mentioned soy and dairy products, B vitamins are required and can be found in pork, liver, nuts and bananas
Noradrenaline is produced from the amino acid tyrosine. Foods rich in tyrosine include soy products, dairy products, avocados, bananas, and nuts.
Bananas and nuts may be a good place to start for an easy daily dose.

Regular exercise … 


This one may be obvious, but rhythmic exercise is especially good, so walking, jogging, or even meditation with abdominal breathing can be helpful. It has also been shown that exposure to the sun stimulates the serotonin nerve, which in turn stimulates its secretion, so sunbathing and walking in combination is recommended.

Conditioning …


https:/masterofhappiness.comarchives312
However, maintenance of the body, such as acupressure of the cervical vertebrae and lymph glands, or massage of stiff and rigid body parts while breathing deeply, stimulates and activates the hormones in the brain.

By the way, I found an example on the Internet where giving a pleasant stimulus to the body activated the hormones in the brain, and I would like to introduce it at the end.
My mother with dementia woke up for a moment and said, “I’m glad to be alive.

One time I was tapping on the back of my elderly mother, who was having difficulty expressing herself due to advanced dementia, and she exclaimed, “I’m so glad to be alive.


The light tapping on her back for about 10 minutes released oxytocin, which stimulated the area of the brain that produces comfort, and unexpectedly, her diminished speech center recovered momentarily.

The benefits of “treatment” have long been known in the medical field as well. People can be healed by the warmth of a doctor’s touch and his words. The time has come for ancient manual therapy to be explained scientifically.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.