アイデンティティを意識した日

アイデンティティとは、あなたが他の人や社会を見る際のあなたのレンズのようなもの。それぞれ皆が違うレンズを持っているので自分のアイデンティティの押し売りはNG。共感力の高い人ほど相手のレンズで物事を見れるそうです。自分よがりにならないように気をつけます。

あなたのアイデンティティは何ですか?

そもそも、アイデンティティとはどういう意味でしょうか?

英和辞書で調べると、”身元”、”正体”、”個性”などと載っていました。

私のアイデンティを思い浮かぶ限り挙げてみると、

私は、

日本人で、長男で、夫で、父親で、50代で、マネージャーで、英語学習者で、市民ランナーで、ギター初心者で、ダイエッターで、ブロガーで、幸せの達人を目指して修行をしている身で、自己啓発や能力開発が趣味で

という感じでしょうか。

何故こんなことを書いているかというと、職場で管理者向けの社員研修を行うために準備していた時に、なるほどなと思う一文を目にしたからなのです。それは、

あなたのアンデンティティは、あなたが他の人や社会を見るためのレンズのようなもので、つまりあなたのアイデンティティがそのままあなたの基準になるわけです。大切なのは、あなたのアイデンティティと、他の人のそれは違うということを理解すること。他の人も自分と同じアイデンティティだと思ったり、期待することが人間関係のトラブルの原因の多くとなっています。

なるほどなと思いました。

良好な人間関係を築くためには、相手のアイデンティティを理解して尊重することが大事ということですね。加えて、アイデンティティというのは、場合によって、自分はこういう人間だからというステレオタイプ的な考えをすることにより自分で自分の可能性を潰してしまうこともあるのではないかと考えました。

そして、先日最初の研修を行ってきたのですが、参加者もこの話は腑に落ちたようでした。

私自身、誰かに教えるということは、実は自分が一番学んでいるということも再認識できました。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.