夢を見続けることの大切さ

私たちのやる気や幸福感を上げてくれる神経物質であるドーパミンは、何かを手に入れたり、成し遂げた時よりも、手に入れたり、成し遂げることを想像したり、そのために行動している時に多く分泌されることがわかっているそうです。夢を見続けることって大切ですね。

今、読んでいる、”Atomig Habits”という本の中で書かれていたことなのですが、私たちのやる気や幸福感を上げてくれる神経物質であるドーパミンは、何かを手に入れたり、成し遂げた時よりも、手に入れたり、成し遂げることを想像したり、そのために行動している時に多く分泌されることがわかっているそうです。

極端な例かもしれませんが、オリンピックに出場してメダルを取ることを目標にしているアスリートは、実際にメダルを手に入れた瞬間よりも、メダルを手に入れた自分を想像して練習している時の方がドーパミンが多く分泌されていることになります。

確かに、夢は叶えた後よりも、叶えるために奮闘している時が一番楽しかったという話を聞くことがありますし、夢は叶っても、またさらに新しい夢が出てきたり、もっと、もっと上に行きたいと欲が際限なく出てくることがあるので、常に夢を見ていることが結局は私たちのやる気や幸福感を持続するために大切なことなのかもしれないと思いました。

私自身も、物心のついた時から53歳になる今まで常に何かの夢を見ている人生でした。夢はどんどん変わってはいますが、夢や目標が間違いなく自分の成長や幸福感をもたらしてくれていますし、もし夢や目標がなければ1秒たりとも生きていけないと思います。

話をドーパミンに戻しますが、ドーパミンが過剰に分泌されると、過食や、飲酒、ギャンブルなどにのめり込む可能性が高くなるそうです。一方でそのドーパミンの過剰分泌を抑えるのがセロトニンという、幸せホルモンとも呼ばれる神経物質になります。

私はセロトニンの分泌量が多いと思っているのですが、集中力を高めたり、ここぞという場所でパフォーマンスを上げるためにドーパミンを上手く使えるのではないかと考えています。

ということで、英語を読んだり、ギターの練習をしたり、ランニングに出る時は行動を起こす前に毎回目的を定めて、その都度集中力のスイッチを入れるように心がけていきたいと思います。

(English)

In a book I’m currently reading called “Atomig Habits,” it was mentioned that dopamine, the neurotransmitter that increases our motivation and happiness, is secreted more when we imagine getting or accomplishing something, or when we take action to get or accomplish it, than when we get or accomplish it. This may be an extreme example.

This may be an extreme example, but an athlete who is aiming to compete in the Olympics and win a medal would be secreting more dopamine when he is practicing and imagining himself winning the medal than when he actually wins it.

Indeed, I’ve heard people say that they had the most fun when they were struggling to make their dreams come true, rather than after they had achieved them. Even after dreams come true, new dreams may come up again, and greed for more and higher things may be endless, so I thought that dreaming all the time may be important to sustain our motivation and happiness after all.

I myself have always dreamed of something in my life from the time I can remember until now, when I am 53 years old. Although my dreams have changed over the years, my dreams and goals have definitely brought me growth and happiness, and if I didn’t have dreams and goals, I wouldn’t be able to live even for a second.

Returning to dopamine, it is said that when dopamine is secreted in excess, people are more likely to overeat, drink or gamble. On the other hand, serotonin, a nerve substance also known as the happy hormone, suppresses the excessive secretion of dopamine.

I believe that I secrete a lot of serotonin, and I think that I can use dopamine well to improve my concentration and performance here and there.

So, when I read English, practice guitar, or go out for a run, I will try to set a goal each time before I take action and switch on my concentration each time.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.