Googleなどの米国企業が仏教や禅の教えを企業研修として取り入れて注目集めたマインドフルネスですが、基本的な考えは、「感覚を意識することでムダな反応をリセットする」となります。
例えば、座禅や瞑想では、ゆっくりと深い呼吸をしながら、頭の中に次々と湧いてくる想念や感覚に意識を向けて観察する、そして呼吸などの体の感覚に意識を戻して集中することで心を無常化していく、つまりリセットしていくわけです。
特に負の感情や否定的な考えが浮かんだ時に、この座禅や瞑想が心をニュートラルな状態に戻していくことに役立つわけですね。
私自身は、特に相手に対して負の感情が出てきた時に、この感情は自分が勝手に作り出した執着や妄想であると考えながら瞑想に入ると、瞑想を終えた時にだいぶ心が楽になることがあるので習慣化しています。
マインドルフネスは、座禅や瞑想だけに限らず、散歩、ヨガ、お風呂、スポーツなど身体を動かしたり、身体に刺激を与えることでも同じ効果を得られるそうです。つまり、体の感覚に集中することで感覚に意識を戻して、感情や思考をリセットし、ストレスを緩和させているのです。
散歩をする時に足裏の感触に意識を集中して、右、左、右、左と言いながら歩いてもいいですし、ランニングをしながら、スッスッ、ハッハッと呼吸に意識を集中してもいいかもしれませんね。
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