コロナ禍の影響で消費が落ち込みましたが、ロックダウンが解除されたアメリカでは、消費者はまだ財布の紐を緩めることなく、貯蓄率が過去最高水準となっているようです。
日本も同様に大きく消費者物価が下落していますが、アメリカと違うところは日本人の貯蓄率はそれほど上がっていない、つまり日本人は相対的に貧乏になっているという厳しい現実です。
日本人の貯蓄率(貯蓄額を家計の可処分所得で割った比率)は、1990年までは世界と比べても高水準でしたが、1991年から2014年までの23年間連続して低下していて、ここ数年は上昇のトレンドにあったものの先進国の中ではダントツの低さとなっているようです。
日本の貯蓄率の低下の理由として、高齢化と長引くデフレ経済が言及されることが多いようですが、2021年4月から、70歳就業確保法案が施行されます。
皆さん、70歳まで仕事を続ける覚悟はできていますでしょうか。
私自身はシニアが自分の好きなことや得意なことを仕事にして稼げる社会に日本を転換することがとても重要だと思っています。
人生の後半戦こそ好きなことをやり、生き生きしたシニアが増えることで日本全体の活性化につながり、若い人達もかっこいい生き方と思ってもらえるかもしれません。
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