各国の幸福度、出生率

先日、このブログで、政府が幼児教育、高等教育の無償化を進めている話を取り上げました。


加えて、自民党総裁選に立候補している3氏は、共に、少子化対策の一環として、出産費用の軽減を訴えています。


それでは、日本の現在の出生率はどれくらいなのでしょうか。


日本 7.4% (202カ国中、195位)
フィンランド 8.6% (202カ国中、189位)
中華人民共和国 10.9% (202カ国中、151位)
アメリカ 11.6% (202カ国中、145位)
オーストラリア 12.6% (202カ国中、135位)

やはり、世界各国と比べても低いですね。

次に、気になったのが、出産率の低さは、国民の幸福度の低さと相関していないかということです。ということで、上記の国ごとの幸福度も調べてみました。

国連の2020年度版の幸福度ランキングで見てみたいと思います。

日本 5.8 (153カ国中、62位)
フィンランド 7.8 (153カ国中、1位)
中華人民共和国 5.1 (153カ国中、94位)
アメリカ 6.9 (153カ国中、18位)
オーストラリア 7.2 (153カ国中、12位)

結果、出生率と幸福度は、あまり相関していないように見えます。

ただ、一つ注目したいのは、オーストラリアの出生率の高さと、幸福度の高さです。私自身、オーストラリアに10年以上住んでいたので肌感覚で分かるのですが、特に私が住んでいたシドニーは、とても住みやすく、移民も多いので食べ物も美味しく、子育てはデイケアの費用が高いということは聞いていましたが、それでも日本よりものびのびと子育てができる環境であるイメージを持っていました。

日本も、大人たちがもっともっと幸せを感じられる国になって、大人たちが子供を産みたいと思う国になってほしいと思うのは私だけででしょうか。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.