グリットとエジソン

大変話題になったので、読んだ方も多いかもしれませんが、アンジェラ・リー・ダックワースさんの著書『グリット』では、成功している人に共通している最も重要なファクターは、「才能」でも、「IQ」でもなく、もう一つの能力である「グリット」、物事をやりぬく力であると提言されています。

この物事をやりぬく力というのは、言い換えると、強い意思力であったり、諦めない力、行動する力、継続する力などと言えると思いますが、このグリットを持った人の代名詞とも言える人は、発明家にして企業家でもある、トーマス・エジソンではないでしょうか。


トーマス・エジソンの言葉で最も有名なのは、”天才とは、1%のひらめきと99%の努力である”  ですが、このグリットの重要性を説く様々な言葉を残しているので少し紹介してみたいと思います。

  • – ほとんどの人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでヤル気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに。
  • – 私たちの最大の弱点は諦めることである。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一度だけ試してみることだ。
  • – 完璧だと思っても、もう一押しすればおまけが手に入る
  • – 成功に不可欠なのは自分の力を一点に集中することである。
  • – 決して時計を見るな。これは若い人に覚えてもらいたいことだ。
  • – いつでも必ず、もっと良いやりかたがある。それを探せ。

(English)

In her book, “Grit,” Angela Lee Duckworth suggests that the most important factor that successful people have in common is not “talent” or “IQ,” but another ability, “grit,” the ability to get things done.


In other words, the power to get things done can be described as a strong will power, the power to never give up, the power to take action, and the power to keep going.


Thomas Edison’s most famous quote is “Genius is 1% inspiration and 99% perspiration”, but I would like to introduce some of the many words he left behind that illustrate the importance of grit.


– Most of us get to the point where we can’t think of any more ideas, and that’s when we stop trying. That’s when the game begins.

– Our greatest weakness is giving up. The surest way to succeed is to always try one more time.

– Even if you think it’s perfect, one more push and you’ll get the extras.

– An essential part of success is to focus your energy on a single point.

– Never look at the clock. This is something I want young people to remember.

– There is always a better way to do things. Look for it.

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サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.