娘に残せるものって何だろう

かなり昔、若い時に読んだ、「ヒロシ、君に英語とスペイン語をあげるよ」という本が今でも印象に残っています。

本の帯には、”父は英語で、母はスペイン語で、祖母は日本語で少年を育てた。多言語教育を行ったユニークは実践記録”とあります。

この本の作者は、生まれてくる息子に、お金や家などの財産を残すより、知識を残してあげようと、自分の専門である英語と(確か大学の英文科の先生だったと思います)、奥さんはスペイン語(同じく大学の先生)で子育てをするという実験的な教育を行います。

ちなみに、この本が出版されてから十数年以上経った後、たまたま、息子である、ヒロシ君のインタービュー記事か何かを読んだのですが、見事にトライリンガルになっていて、感銘した記憶があります。

ということで、自分は娘に何をあげられるだろうと思うこの頃です。

何かを買ってあげたり、環境を整えて上げることも必要ですが、やはり、知識やスキルを身に付けられるように導いて上げることが大事なのかなと思いました。

仕事では、コーチングやティーチングを専門的にやっていますが、一人娘に対しては、いつまでも新米パパなので、娘と一緒に失敗しながら、学び、成長していきたいと思います。

(English)

A long time ago, when I was young, I read a book called “Hiroshi, I give you English and Spanish,” which still leaves an impression on me.


The book’s obi said.


“My father raised the boy in English, my mother in Spanish, and my grandmother in Japanese. Unique in its multilingual education is its practical record.”


And so it goes.


The author of this book wanted to leave his son with knowledge rather than money, a house, or other possessions, so he conducted an experimental education by raising his son in English, his specialty (I think he was a professor of English literature at a university), and his wife in Spanish (also a professor at a university).


Incidentally, more than ten years after this book was published, I happened to read an interview article or something about his son, Hiroshi, and I remember being impressed by how wonderfully trilingual he had become.


I remember being impressed by his trilingualism. So, these days, I wonder what I can give to my daughter.
It is necessary to buy her something or provide her with a good environment, but I think it is important to guide her so that she can acquire knowledge and skills.


At work, I specialize in coaching and teaching, but when it comes to my only daughter, I will always be a new father, so I would like to learn and grow with her, making mistakes along the way.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.