幸福優位性

”成功したら幸せになれる”、ではなくて、”幸せになれたから成功できる”

この考え方が、ショーン・エイカー氏の提唱する、「幸福優位性」です。

つまり、幸福感が豊富なポジティブな脳は、ネガティブな感情や ストレス下の脳よりもずっと良く機能する。

知能が上がり、創造性が高まり、活力が増大する。仕事の能力も改善され、組織の業績もアップするというわけです。 

頭ではわかっているのですが、これまでの自分の人生を振り返ると、

何々さえ達成したら幸せになれる
何々を手に入れたらもっと人生が良くなる
何々ができるようになったらもっと自分が輝けると、

ないものねだりで、今あることへの感謝の念が足りていない時期がずいぶんとあったように思えます。

何かを手に入れたり、達成することで、人生の幅が広がり、選択肢が増えることもあると思いますが、幸福感とは、今あること、今の自分に感謝して、今というこの瞬間を楽しむことが最も大切なのかもしれません。

(English)

“If you are successful, you will be happy,” not “If you are happy, you will be successful.”

This concept is what Sean Aker advocates as the “happiness advantage”.

In other words, a positive brain with an abundance of happiness will function much better than a brain under negative emotions and stress. Intelligence is increased, creativity is enhanced, and vitality is increased.

Work performance improves, and so does organizational performance. 


I know this in my head, but when I look back on my life so far.


If only I could achieve something, I would be happy.
If I can get something, my life will be better.
If only I could do something, I would be more brilliant.


I think there were many times when I was greedy for what I didn’t have and lacked gratitude for what I had.


I believe that acquiring or achieving something can broaden your life and increase your options, but perhaps the most important thing for happiness is to be grateful for what you have, for who you are, and to enjoy this moment.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.