ミニマリスト

昨日のブログ記事(どうにも目を離せない人たち)の続きになるかもしれませんが、NewsPicksの特集記事(シンプルライフ)で紹介されていた、中野善壽(よしひさ)さんにくらっときてしまいました。

御歳77歳になる中野さんは、大学卒業後、伊勢丹に入社、そのあと、いくつかの会社を経て、寺田倉庫という会社で代表取締役社長を勤め、様々な改革を行いその手腕が注目されました。

中野さんをさらに有名にしたのは、その徹底したミニマリストとしてのライフスタイルなのですが、持ち家も車も持たず、稼いだお金も、生活費だけ残して後は全て寄付をするという常人には考えられない生き方をされています。

ということで、中野さんの言葉には、実践者として重みが感じられるので、記事の中の言葉を少し紹介してみます。

いつでも、「無」になれる自分でいる。
常識や過去にとらわれてはいけない。
今日生きることが全てである。

一人の時間をちゃんと作る一人でボーッとする時間をちゃんと作ることです。
仕事を優先させてはいけない。

人間は生きているのではなくて生かされている。誰か生かしてくれている人の声を感じていれば、自分がいくつで死ぬかもわかる。

記事で紹介されていた中野さんのお写真、とても77歳には見えない若さですが、中野さんのミニマリストとしての生き方そのものが反映されているのではないかと考察しました。

(English

)This may be a continuation of yesterday’s blog post (People I Can’t Take My Eyes Off), but I was struck by Mr. Yoshihisa Nakano, who was introduced in a NewsPicks feature article (Simple Life).

Mr. Nakano, who is 77 years old, joined Isetan after graduating from university, and after working for a number of companies, he became the president of Terada Warehouse, where his ability to implement various reforms attracted attention.

What has made Mr. Nakano even more famous is his thorough minimalist lifestyle, where he does not own a house or a car, and leaves only his living expenses and donates all the rest of the money he earns, which is unthinkable for most people.

So, as a practitioner, I can feel the weight of Mr. Nakano’s words, so I’d like to introduce a few words from the article.

Always be the one who can become “nothing.
Don’t get caught up in common sense or the past.
Living today is all that matters.

Make time to be alone.
Make sure you have time to relax and be alone.
Don’t give priority to work.

We are not living, we are being made alive. If you feel the voice of someone who is keeping you alive, you will know how old you will be when you die.

The photo of Mr. Nakano introduced in the article does not look very young at 77 years old, but I thought it might reflect his minimalist way of life itself.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.