家建てる?建てない?

家を持つことは人生で一番大きな買い物になると思いますが、幸せに繋がる買い方とはどんなものなのか考えてしまいます。

昨日は、ハウスメーカー二社との初めての打ち合わせがありました。

母の住んでいる実家に二世帯を建てるかどうかを決めるのに、まずは、どれくらいの費用で、どれくらいの家が建てられるのかを知りたくて、図面やパース、概算費用を出していただきました。

一社は、軽量、重量鉄骨を使ったメーカー、もう一社は2×4工法を得意とする木造ハウスメーカー。

家のデザインや間取り、資材などのスペックは、そんなに大きな差異はないように感じましたが、費用は、やはり、鉄骨を使った家の方が2割から3割は高くなってしまいそうです。

元々、私自身は、一生持ち家は持たず、賃貸で住み替えていくという考えでした。

家は買ったその時から負債になるので、そんなにお金をかけて家を建ててもしょうがないと言っていたのです。

それなのに、実際ハウスメーカーの方からどんな家にしたいかヒアリングをされると、あれも欲しい、これも付けたいと、自分でも恥ずかしいくらい物欲の塊になってしまったのです。

このブログでも書かせていただいたいているとおり、私は仏教の教えに影響されているので、基本的に欲は悪とする考え方です。それなのに、頭の中にはどんどん煩悩が出てきてしまい、どうしたものかと思いましたが、煩悩を抑えようとする頭と、ワクワクした心がせめぎ合いをしているのが自分でもわかりました。

さて、どうしたらいいでしょうか。

答えはまだ出ていませんが、幸せの達人になるために、この問題は避けて通れないことだと思いますので、家族と自分が一番幸せになるための最善の道を考えて考え抜いてみたいと思います。

何か良い提案がありましたら、ぜひ教えてください。

悩める中年より

(English)

Yesterday, I had my first meeting with two house builders.

In order to decide whether or not to build a two-family house at my mother’s parents’ house, I first wanted to know how much it would cost and how well the house could be built, so I asked for drawings, perspectives, and estimated costs.

One company was a manufacturer using lightweight and heavy steel frames, and the other was a wooden house manufacturer specializing in the 2×4 construction method.

There didn’t seem to be much difference in the specifications of the house design, floor plan, and materials, but the cost of the steel-framed house seemed to be 20 to 30 percent higher.

I originally thought that I would not own a house for the rest of my life, but rather rent a house and live in it for a while. I said there was no point in spending so much money to build a house because it would become a liability from the moment I bought it.

However, when the house builder interviewed me about what kind of house I wanted, I wanted to have this and that, and I became so greedy that I was ashamed of myself.

As I have written in this blog, I am influenced by the teachings of Buddhism, which basically says that greed is evil. But I found myself in a struggle between my head, which was trying to suppress my worries, and my heart, which was excited.

So, what should I do? I don’t have an answer yet, but I think this issue is inevitable in order to become a master of happiness, so I will try to think through and figure out the best way to make my family and myself happiest.

If you have any good suggestions, please let me know.

From a middle-aged man in distress

2 件のコメント

  • 予算が許すのであれば欲を通されたら如何でしょう?
    禅には放下着という言葉があります。
    一切を捨て去るという意味であり、それは自分の固執した考えをも捨てることです。
    十牛図という学びのプロセスもありますがそこでも学びの行き着く先は固執からの開放のような流れが説かれてます。
    欲を通してその欲から開放される事こそが学びの道なのかもしれません。

    • とても良い言葉を教えていただきました。

      物欲は悪という考え方自体も、自分がその考えに固執して囚われているという見方もできるのかもしれないですね。

      ”欲を通してその欲から開放されることを学ぶ” この言葉を忘れずに学べたらいいなと思いました。今日一日素敵な日になりましたた。ありがとうございます。

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    サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.