利他精神を育む

今働いている会社に、自分の給与の10%を世界の貧困を救うための基金に寄付している台湾人の同僚がいます。その彼の言葉が、Give 10%, Gain 10x Happiness!. つまり10%を与えることで、自分はその10倍以上の幸せを手にしていると言う意味です。超クールですね。

私が働いている会社ではマッチングオプションというプログラムを提供していて、これは、社員が何かの基金などに寄付や募金をした場合に、会社が同額の金額を寄付するという内容となっています。

そして、このプログラムを利用して、自分の給与の10%を世界の貧困を救うための基金に寄付している台湾の同僚の話を聞く機会がありました。

彼は学生の時にオーストラリアに留学をしたことがきっかけで奉仕活動に参加することとなり、台湾に戻ってからもずっと奉仕活動を続けているそうです。そして、夢であった、今の会社に転職できたことで、自分は本当に恵まれていると思い、給与の 10%を寄付することに決めたそうです。

世界には様々な問題があり、助けを必要としている人がいます。自分も、その問題を他人事だと考えたり、見て見ぬふりをするのをやめて、自分でもできることを始めることにしました。

寄付を始めたきっかけをそう語っていた彼ですが、なかなか真似のできることではありませんね。

私自信、日本という国に生まれてきて、不自由のない生活を送り、戦争や飢餓を身近に感じることもないので、それに苦しんでいる人がいるのは知っていても、自分がそれらの人を助けるということを積極的に考えることもありませんでした。

それでも、私自身も、社会の問題に対して傍観者になったり、考えることを放棄するのではなく、自分にもできることを考えて行きたいと思っていのたで、台湾の同僚の言葉には大変強く共感できたのと、尊敬の念を感じずにはいられませんでした。

その彼が最後に言っていた言葉は、

Give 10%, Gain 10X Happiness!

つまり、10%を与えることで、自分は、その10倍以上の幸せを感じることができたと言う意味です。

超かっこいい彼でした。

(English)

The company I work for offers a matching option program, which means that if an employee donates or raises money for some fund or other, the company will match the amount.

And I had the opportunity to hear about a Taiwanese colleague who has taken advantage of this program to donate 10% of his salary to a fund to help alleviate poverty in the world.

He was inspired to participate in service activities after studying abroad in Australia when he was a student, and he has continued his service activities ever since he returned to Taiwan. He has been involved in service activities ever since he returned to Taiwan, and now that he has been able to move to his dream job at his current company, he feels truly blessed, and has decided to donate 10% of his salary to the foundation.

There are many problems in the world and people in need of help. I decided to stop thinking of these problems as someone else’s problem or pretending to ignore them, and started doing what I can do to help.

That’s what he said when he started donating, but it’s not something that is easy to imitate.

I was born in Japan and have lived a life without any inconvenience, and I have never felt war or famine close to my heart, so even though I knew there were people suffering from them, I never actively thought about helping them.

Nevertheless, I would like to think about what I can do, rather than being a bystander or giving up thinking about social problems, so I could not help but feel a strong empathy and respect for the words of my colleague from Taiwan.

His last words were

Give 10%, Gain 10X Happiness!

In other words, by giving 10%, I was able to feel 10 times more happiness.

He was super cool.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.