じじに会いたい

父が亡くなって3年経ちましたが、最近は妻や娘が父との生前のエピソードを話してくれることで父のことを思い出すことがあります。父と直接話すことはできなくなりましたが家族で父との思い出を共有できることに感謝です。

今朝妻に駅まで車で送ってもらっている時に、亡くなった父親の話になりました。

この間の日曜に、妻が娘を連れて、父が生前たまに通っていたデパートに入っている中華レストランで昼食を取っていた時のエピソードです。

隣のテーブルに父よりも少しだけ若いグループのお年寄りがお昼ご飯を食べているのをみて、娘が父のことを思い出して生前の父(じじ)との思い出を話し始めたそうです。

娘の誕生を誰よりも待ち焦がれていた父は、娘が実家の近くの保育園に通っていた4年近くの間、保育園の送り迎えが何よりも楽しみになっていました。

娘にとっても自分の全てを受け止めてくれるじじは心の拠り所であったようです。

娘が10歳の時に父は亡くなってしまいましたが、今でも父との思い出話をする娘を見ていると家族ってこうして想いが共有されていくものなのかなと心が温かくなる自分がいました。

ところで、中華レストランでのエピソードに戻ると、妻が娘に話しかけた時に娘が妻を遮って、こう言ったそうです。

隣のお爺さんたちの会話が聞こえないから静かにして。

娘はファザコンならぬ、じじコンなのでしょうか。

親父、あなたの孫も中学1年生になりました。いつまでも温かく見守っていてください。

(English)

As my wife was driving me to the train station this morning, we were talking about my late father.

It happened on a Sunday when my wife was having lunch with our daughter at a Chinese restaurant in a department store that my father occasionally visited before his death.

When she saw a group of elderly people a little younger than her father eating lunch at the next table, her daughter remembered her father and started talking about her memories of him (her father) before his death.

My father, who had been waiting for the birth of his daughter more than anyone else, looked forward to taking her to and from daycare more than anything else during the nearly four years that she attended a daycare center near my parents’ home.

For my daughter, too, her father, who accepted her everything, seemed to be her emotional anchor.

My father passed away when my daughter was 10 years old, but watching my daughter talk about her memories of him still warms my heart, as if this is how families share their feelings.

By the way, going back to the episode at the Chinese restaurant, when my wife was talking to my daughter, my daughter interrupted her and said, “I’m sorry.

Be quiet because I can’t hear the conversation of the old men next door.

Is my daughter not a father-friend, but a grandfather-friend?

Dad, your grandson is now in the first grade of junior high school. Please keep a warm eye on him forever.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.