現在の社会では、仕事中においては一度に多くのことを同時進行するためにマルチタスキングが求められ、プライベートでは TVに加えてSNSや動画配信サービスをフォローすることなどに時間を取られ、気がついたら結局何の達成感も充実感も得られずに一日が終わってしまうことがあるかと思います。
一方で、何か一つのことや、自分のやりたいことに没頭できて、毎日の生活が満ち足りていると感じている一部の恵まれた人たちもいます。
前にどこかで、何か一つのことに集中している時間が長い人ほど幸せだと感じているという記事を読んだことがあります。
私自身、現在の仕事では、何か一つのことだけに集中できる環境ではありませんが、集中力を高めるために、下記の三つのことを意識してタスクを行うようにしています。
速さ- 作業のスピードを極限まで速くすること
分量- とにかく圧倒的な作業量をこなすこと
没入感- 周囲の雑音が入らないほど夢中になること
例えば、毎日のルーチンタスクとして、新聞社説の記事を英訳することを日課にしていますが、このタスクを行う時に上の三つのことを意識して行ったことで、数ヶ月で生産性が1.5倍から2倍近く向上した経験があります。この時は、一つの記事の翻訳時間を20分に制限して、翻訳できた日本語の文字数をカウントしていました。
集中力を高めたいという方には、通勤時間や、お昼時間など決められた時間に同じタスクを行い、速さ、分量、没入感を意識しながら行ってみるということから始めてみてもいいかもしれません。
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