私達が日頃経験する一つひとつのことは、そのまま気が付かずにやり過ごすのと、そこから何か気づいて学びに変えられるかどうかにより、その後の人生は全く違ったものになると思うのです。
私自身の経験ですが、駅の自動改札で引っかかってしまう人を見て(自分の前の人)、反射的に何をもたもたしているんだというイライラの感情が沸き上がってくる自分がいました。
ところが、今度は自分が引っかかってしまったときに、私の後ろに並んでいた方が舌打ちと首を横に振っているのを見て、はっとあることが脳裏に浮かびました。”自分も以前同じよな態度を他人とったことがあると”。
私にとってこれは気づきとなりました。
自分にとって気づきの重要性を理解していなかったときは(意識していなかったときは)、こうした他人の態度を単なる不快な経験としか見られなかったことも、気づき = 学びの機会を求めるスイッチが入っているときは(自らそのモードに入れているとき)、その他人の反応を見て、その方に腹を立てるのではなくて、自分が同じ態度を取らないように気をつけようと自分の思いがすぐに移ったからです。
同じ経験でも自分の気づきによってアウトプットは随分変わってくるわけですが、自分に起こることは、全て自分自身の成長のためにある、誰からでも学ぶことができるというマインドを持つことができると成長できることはまだまだあるなと思いました。
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