天国の父に感謝を

父が亡くなった後でも、何か迷った時とか、大切な決断をする時は、自然と父の顔が浮かび、お前の思ったように進めばいいと後押ししてくれます。どんな時でも無条件に自分を愛してくれる存在だからこそ心の拠り所になるのですね。

昨日、仮歯の具合が悪く直してもらうために、歯医者さんで治療を受けているときに、亡くなった父のことを思い出していました。その後もボーッとしている時に父の顔が浮かんだり、病院で父を看取った時のことを思い出していました。

そして、今朝モーニングノートを書きながら、何故昨日はあんなに父のことが頭に浮かんだのかを考えていたのですが、自分なりに出た答えは、自分が今していることや、これからやろうとしていることに父から了解をもらい、応援して欲しくて父を呼び出していたのだという結論になりました。

兄弟のいなかった私は、子供の頃から父の影響を受け、その後、思春期を迎え父に反抗心を抱きながらも、いつか父を超えてやるということを目標に、大人になってからもその気持ちは変わらなかったように思えます。

その分、晩年、父が老いていく姿を見ることが辛かった時期もありましたが、孫を可愛がる父を見て少しでも親孝行できたかなと思うこともありました。そういう意味で、父は目標であり、反面教師でもあり、そして、何よりも自分のことを無条件に愛してくれる応援者でありました。

つまり、父が亡くなった後でも、自分の心の拠り所として、今でも、何か大切なことを決断する時などは、無意識にも父の了解を求めているのかもしれません。

先日、YouTubeで養老孟司さんの動画を見ているときに、人生が大きく変わる瞬間とは、自分の親が死んだ時だっと仰っていました。お葬式というのは死んだ人のものではなくて、残った家族のためのもの、そして、子供は親を失くして初めて自分が変わるものと仰っているのを聞いて大変共感しました。

父はもうこの世にはいませんが、今でも私の心の中にいて叱咤激励したり、応援してくれています。父が生きている時は、素直に受け取れない時もありましたが、今では自分から父にアドバイスを求めている自分がいます。これからも見守っていてください。

(English)

Yesterday, while I was at the dentist’s office to have a temporary tooth fixed because it was not working properly, I was thinking about my father who passed away. After that, when I was in a daze, my father’s face came to mind, and I remembered the time when I took care of him in the hospital.

And as I was writing my morning note this morning, I was thinking about why I thought of my father so much yesterday, and I came to the conclusion that I was calling my father to get his approval and support for what I am doing now and what I am going to do.

I had no siblings, so I was influenced by my father from childhood, and even though I later became an adolescent and rebelled against him, my goal was to surpass him someday, and I don’t think I changed my mind about that even after I grew up.

I think I never changed my mind about that, and it was difficult for me to see my father grow old in his later years, but I sometimes wondered if I had done my duty to my filial piety even a little by seeing him loving his grandchildren.

In that sense, my father was my goal, a role model, and above all, a supporter who loved me unconditionally.

In other words, even after my father’s death, he remained a stronghold in my heart, and even now, when I make an important decision, I may unconsciously seek his approval.

The other day, while watching a video by Mengji Yoro on YouTube, he said that the moment when your life changes drastically is when your parents die. I felt a great deal of empathy when I heard him say that funerals are not for the dead, but for the remaining family members, and that children are changed only when they lose their parents.

My father is no longer with us, but he is still in my heart, encouraging and cheering me on.
When my father was alive, there were times when I could not receive him honestly, but now I find myself asking for his advice. Please continue to watch over me.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.