父に感謝を込めて

12月になると3年前の12月の父が亡くなったあの日を思い出します。でもそれは悲しい思い出というよりも自分を育ててくれた父の思い出に変わってきた気がします。あの世でまた父と再会するまで、こちらでもう少し頑張ってみますね。

12月に入り関東は急激に冷え込んた感があり曇り空模様の天気が続いていますね。

3年前の12月に、当時養護施設に入っていた父がカーテルの管を通す手術をするために病院に入院しましたが、手術が上手く行かずその後肺炎を引き起こししまいそのまま帰らぬ人となってしまいました。

あっけない父の死から、私自身残りの人生をとにかく悔いのないように行きたいと思い今までできていなかったことを少しづつ始めることとなりました。

自分の背中を押してくれた父には感謝です。今では墓前で自分の近況を報告することがルーティンになっています。

ところで、父が亡くなってから自分の死生観のようなことを考えるようになりました。

死は生の一部なのか、それとも生が死の一部なのかは分かりませんが大切なことは天から与えられた生命を全うすること。そして生命を全うするとは自分のやりたいことを全うすることだと考えて時間を使うことだと考えています。

この先、挫けそうになったり、目指すべき道が分からなくなったり、自信を無くすこともあるかもしれませんが、そんな時は今日ここに書いたことを思い出して自分の人生を全うすることだけを想うようにしたいと思います。

ところで、今、ヘルマン・ヘッセが仏陀の出家するまでの話を描いた “シッダールタ”という本を読んでいるのですが、とても私は死ぬまでに悟りを開いたり、全ての煩悩から解放されるようなことは無いと自信を持って言えます。

ただ、今よりもっと良い人間になろう、もっと人間的に成熟しようという気持ちだけは持って生きていけるように死ぬまで修行してきたいと思います。

(English)

The weather in the Kanto area has suddenly cooled down in December, and we have been having cloudy skies.

Three years ago in December, my father, who was in a nursing home at the time, was admitted to a hospital for an operation to pass a cartel tube, but the operation did not go well and he later contracted pneumonia and never returned home.

After my father’s unexpected death, I decided that I wanted to live the rest of my life with no regrets, so I started doing things I had not been able to do until then, little by little.

I am grateful to my father for pushing me forward. Now it has become a routine for me to report on my recent progress at his graveside.

By the way, since my father passed away, I have started to think about things like my view of life and death.

I don’t know whether death is a part of life or life is a part of death, but what is important is to fulfill the life given to us from heaven. And I believe that to fulfill life is to use one’s time to fulfill what one wants to do.

In the future, there may be times when I feel like falling apart, lose sight of the path I should take, or lose confidence, but when that happens, I will remember what I have written here today and think only of fulfilling my own life.

By the way, I am reading a book called “Siddhartha” by Hermann Hesse, which describes the story of Buddha’s ordination, and I can say with confidence that I will not become enlightened or free from all troubles before I die.

However, I would like to practice until I die so that I can live my life with the desire to become a better person and to mature as a human being.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.