いつも背中を押してくれてありがとう

今回のオリンピックは無観客だった分、これまで以上に選手はこれまで自分を応援してくれた大切な人を思い浮かべながら試合に臨んだのではないでしょうか。

オリンピックもついに17日間に渡る熱戦が幕を閉じようとしています。

オリンピック史上初の無観客という状況の中、選手たちはどのような気持ちで試合や競技に望んだのか気になるところですが、ネットで選手のコメントを読む限りは、多くの選手が、観客の応援が力になってきたので、今回の無観客は残念だと語っています。中には、観客がいなかったから、いつもの大会より緊張せずに試合に望めたとコメントしているアスリートもいました。ちなみにそのアスリートは高校1年生で、女子スケートボードで銅メダルを獲得した中山楓奈選手です。

いづれにしても、観客からの大歓声はなくても、これまで自分を支えてくれた人や、応援してくれた人たちをどこかで思い浮かべながら選手たちは戦っていたのではないかなと思いました。

オリンピックのような世紀の大舞台でなくても、私たちは自分が頑張らなくてはいけないときや、頑張りたいと思うときには、自然と両親や家族、自分を応援してくれた人の顔が浮かびます。自分を支えてくれた人、辛い時に一緒にいてくれた人、自分に愛情を注いでくれた人、そのままの自分を受け入れてくれた人、そんな自分を応援してくれた人のことは絶対に忘れないものです。そして自分が頑張らなくてはならない時には、たとえその場にいなかったとしてもそっと背中を押してくれる人がいます。

私自身は、オリンピック選手のような重圧があるわけではありませんが、それでも人生の辛い時期や頑張らなくては行けない時には、常に家族や誰かに支えられてきました。自分という、どうしようもなく弱い存在も、自分を支えてきてくれた人や、自分が支えなくてはならない人からのエネルギーをもらうことで少しは強い存在になることを知りました。

残りの人生は、恩返しとして、少しでも誰かの背中をそっと押してあげられるよう応援していきたいと思います。

(English)

The 17 days of heated competition at the Olympics are finally coming to an end.

As far as I can tell from the comments of the athletes on the Internet, many of them said that they were disappointed to have no spectators this time because the support of the spectators had been a source of strength for them. Some of the athletes said that they were less nervous than usual because there were no spectators. That athlete is Kaena Nakayama, a high school freshman who won a bronze medal in women’s skateboarding.

In any case, even if the audience didn’t cheer loudly, the athletes must have been thinking of the people who had supported them and cheered them on as they competed.

Even if it is not on the big stage of the century like the Olympics, when we have to work hard or want to work hard, we naturally think of our parents, family members, and those who supported us.

I will never forget the people who supported me, the people who were with me when I was going through hard times, the people who gave me love, and the people who accepted me as I am. And when you need to do your best, there are people who will gently push you even if they are not there to support you.

I don’t have the pressure of an Olympic athlete, but I have always had the support of my family and other people in difficult times in my life and when I needed to work hard. I have learned that I, an inexplicably weak person, can become a little stronger by receiving energy from those who have supported me and those I need to support.

For the rest of my life, as a way of repaying them, I would like to support them so that I can gently push someone’s back, even if only a little.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.