好きを仕事をするのは歳を重ねてからでも

若い時に、やりたいことが決まっていなくても、好きなことが見つからなくても大丈夫。切望感を持ち続けて歳を重ねていけば、自然とやりたいことが出てくると思います。

「好きを仕事にしよう」

「やりたいことで生きていこう」

メディアやSNSでこんな言葉が溢れ、若い人たちの中には、企業に就職する代わりに、学校を卒業した後もバイトをしながらやりたいこと探しをする人が増えていると聞きます。一方で、やりたいことがないと人間失格みたいな烙印を押されているように感じ、反発している人もいるようです。

私自身思うことは、学校を卒業したばかりで社会人経験も浅い若い人たちで、やりたいことが決まっていたり、好きと得意なことが合致している人って本当に稀で、そうでない大多数の若者は、まず自分が何ができるのか、どんなことに興味があるのかを与えられた仕事を一生懸命やってみて自分を知ることが先ではないかなと感じます。

あなたが今20代だとして、平均寿命まで生きるとすると、まだこの先60年くらいの時間がある訳です。今、好きなことや、やりたいことがなかったとしても、社会人になって10年、20年と仕事をしてくると、何かの分野で専門性もついていることだと思いますし、何がやりたくないか、何が得意なのかはかなりはっきりとしてくると思います。

私の場合は、社会人になって20年近く立って、やりたいこと、好きなことが絞れてきました。そして、30年立って、ようやく、やりたいことをやるために人生を少しづつシフトすることができました。

ここまでで、50歳を過ぎてしまいましたが、まだ20年くらいはアクティブに動けると思っているので、自分のやりたいことをやるのに十分な時間があると思っています。

多くの人にとって、自分のやりたいことに挑戦しないで、躊躇してしまうことに経済的な理由を挙げられると思いますが、今は企業で働きながら副業をしたり、起業の準備することもしやすくなってきました。

この動きはますます加速化していくことは間違いないので、本業と同じくらい、もしくはそれ以上に副業や準備に時間を投資することが、5年先、10年先に大きく変わってくるのではないかなと思います。

若い時に焦って独立したり、起業しなくても、着々と準備を進めて行けば、歳を取ってからの起業の方がリスクも少なく、楽しみながら働いていけるのではないでしょうか。もはや、働くという感覚さえなくワクワクしながら毎日を過ごすことが可能となるかもしれません。

(English)

“Make what you love your job.

“Live your life doing what you want to do.”

These words are all over the media and social networking sites, and I’ve heard that more and more young people are working part-time after graduating from school to find what they want to do instead of getting a job at a company.

On the other hand, there are people who feel that if they don’t have something they want to do, they are being branded as if they are not worthy of being a human being, and are rebelling against this.

What I personally think is that it is very rare for young people who have just graduated from school and have little experience in the workforce to know what they want to do, or to have their likes and strengths in common.

If you are in your twenties now, you still have about sixty years to live, assuming you live to the average life expectancy. Even if there is nothing you like or want to do now, after 10 or 20 years of working, you will probably have developed expertise in some field, and you will have a clear idea of what you don’t want to do and what you are good at.

In my case, after almost 20 years in the workforce, I was able to narrow down what I wanted to do and what I liked to do. Finally, after 30 years, I was able to shift my life little by little to do what I wanted to do.

So far, I have passed the age of 50, but I believe I still have about 20 years of active life ahead of me, so I have enough time to do what I want to do.

For many people, financial reasons can be cited as the reason for hesitation and not taking on the challenge of what they want to do, but now it is becoming easier to work for a company and have a second job or prepare to start a business. There is no doubt that this trend will continue to accelerate, so I think that investing as much or more time in side jobs and preparations as you do in your day job will make a big difference five or ten years from now.

Even if you don’t rush to start your own business or start your own business when you’re young, if you steadily make preparations, starting a business when you’re older will be less risky and you’ll be able to enjoy working. You may no longer even feel like you are working, and you may be able to spend your days with excitement.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.