死を考えることは生きること

私たちは、いつか死ぬということを普段の生活の中では完全に忘れて、まるで永遠に続くかのように生きています。そして死が近づいてきて初めて死は100%避けれないものだと悟るのかもしれません。せっかく与えられた命、その尽きるまで精一杯命生きてみたいと思いました。

毎週一冊、一年間で52冊の英書を読む、英書52冊チャレンジを年初から始めています。

ここまで8冊の英書を読み終え、今は、9冊目の、”On Death and Dying”という本を読んでいます。

この本は、死と死にいくことをテーマにしていて、余命少ないホスピス患者との会話や、患者の最期を看取る医者の話など、私自身も死について改めて考えさせることとなりました。

特に、子供を持つことを諦め、夫を残して若くして亡くなっていく女性の話などは、人生の不合理を感じますが、それでも生きる意味はあるはずだと考え込んでしまいました。

確かなことは、人間は100%死ぬということ。

ただ、いつ死ぬかは誰にも分からないということ。

それは、明日からもしれないし、数十年先かもしれません。

そして、私たちは、いつか死ぬということを普段の生活の中では完全に忘れて、まるで永遠に続くかのように生きています。

でも、世の中には、神様、もう少しだけ待って欲しいと願いながらも、その願いが届くことがなく亡くなっていく人もいるのだと思います。

死を考えることは、生きることを考えることと同じだということをどこかで聞いたことがあります。

私自身は、二年前に父を亡くした時に、死を身近に感じることとなりました。

そして、自分も確実に死に向かって生きている、どうせいつか死ぬのなら、自分のやりたいことをやりたいという気持ちが芽生えてきたのでした。

これから、どれくらいの人生が残っているかは分かりませんが、自分が今生かされていることに感謝して、自分の命を燃やしていけるように一生懸命生きていきたいと思います。

(English)

I started the 52 English Books Challenge at the beginning of the year, reading one English book every week for one year.

I have read 8 English books so far and am currently reading the 9th book, “On Death and Dying”.

This book is about death and dying, and the conversation with a hospice patient who has very little time left to live and the story of the doctor who takes care of the patient at the end of his life made me rethink about death myself.

In particular, the story of a woman who gave up on having children and died young, leaving her husband behind, made me feel the irrationality of life, but also made me think that there must be a meaning to life.

What is certain is that 100% of human beings will die.

However, no one knows when we will die.

It could be tomorrow or decades from now.

And we completely forget that we will die someday in our daily lives and live as if it will last forever.

But I believe that there are people in the world who die without ever receiving their wish to wait just a little longer, God willing.

I have heard somewhere that thinking about death is the same as thinking about life.

I myself became familiar with death when I lost my father two years ago.

I also began to feel that I was definitely living towards death, and that if I was going to die someday anyway, I wanted to do what I wanted to do.

I do not know how much life I have left to live, but I am grateful for the fact that I am alive now, and I want to live my life as hard as I can so that I can burn my own life.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.