The Economist誌 – Processing power Visa is the global digital network that everyone underestimated

クレジットカードという決済のプラットフォームを作り、カードを世界中の銀行を通して発行させるというネットワーキングのスキームを作ったVisaという会社のアイデア勝ちでしょうか。

英文
Ask Visa’s bosses and they crow about their firm’s tech and marketing nous. That is a part of it. But the deeper reason for Visa’s success is more prosaic. Being the biggest player in a deeply entrenched payments oligopoly turns out to be fabulously lucrative.


Many casual observers often confuse Visa for a lender that extends credit to people who spend using credit cards adorned with its logo. What it actually does is co-ordinate a complex web of intermediaries that stand between buyers and sellers. The American firm now connects more than 61m merchants to 3.4bn Visa-branded cards, nearly one for every two people on Earth, issued mostly by banks. It takes a small cut for making those connections. 


Given their volume—nearly $9trn last year, equivalent to over a tenth of global GDP—the commissions add up. Before covid-19 Visa’s revenues grew by around 10% a year, reaching $23bn in 2019.
Banks used to keep all the fees for themselves. Over 10,000 of them collectively owned Visa until it was spun out in 2008. Since then they have watched with envy as Visa’s profits have swelled 15-fold. Some of this is the result of global expansion and so higher revenues. Visa may not be literally “everywhere you want to be”, but it is close. It claims to be present in more than 200 countries and territories. Better yet, operating margins have swollen over the past 12 years—from a rich 43% to a heart-stopping 65%. Of the world’s 100 biggest listed firms by market value, last year only a state-run Chinese booze giant and Saudi Aramco, an oil colossus, had higher margins. Even the juicy 20-25% levels of technology darlings like Apple and Alphabet are meagre by comparison.

ヒント!
crow = 自慢する、鼻高々に話す
nous =  常識、知恵
prosaic = 面白くない、単調な、平凡な
entrench = 強固な、変わることのない
oligopoly = 売り手寡占
lucrative = 儲かる、有利な
adorn with = … を…で飾る、装飾する
intermediaries = 中間の、中継の
swell = ふくれる、誇張する、増加する 
-fold =  倍増の

日本語訳参考例
Visaの経営陣に聞いてみてください。彼らは自社の技術とマーケティング上の工夫について鼻高々に話すでしょう。それは一部です。しかし、ビザの成功の深い理由はもっと平凡なことです。ペイメントビジネスにおいて最大のプレイヤーであり強固な寡占状態であることが、大変有利な状況をもたらしています。

多くの素人目には、Visaという会社は、そのロゴがついたクレジットカードを利用する人たちに信用貸しをするだけだと困惑して見ていることでしょう。実際に彼らが行っていることは、買い手と売り手の間に立ち、蜘蛛の巣のように広がった複雑なペイメント手段を調整しています。アメリカの会社であるVisaは、現在、6,100万以上の加盟店を34億ものビザブランドのカードにつなげていま。この数は地球上でおよそ二人に一人がVisaカードを所有して、そのほとんどが銀行によって発行されたものです。それらの発行を行うのにVisaは労力を必要としません。

昨年のVisaの利用額はは9兆ドルに近く、世界のGDPの10分の1以上に相当します。それらの利用に対するコミッションがVisaに入ってきます。covid-19の前は、Visaの収益は年間約10%増加し、2019年には230億ドルに達しました。
銀行は以前はすべての手数料を自分達の懐に入れていました。 1万行以上の銀行が、2008年にスピンアウトされるまでは共同でVisaを所有していました。2008年以降は、Visaの利益は15倍までに膨れ上がり、彼はただ羨望の眼差しで見ていることしかできませんでした。これの一部は、グローバル化の拡大とそれによる高い収益の結果です。ビザは文字通り「どこにでもあなたの行きたいところに一緒に」というわけにはないかもしれませんが、ほぼ近い状況です。 200以上の国と地域に進出していると主張しています。さらに良いことに、過去12年間で営業利益率は43%から65%にまで膨れ上がっています。世界の100の上場企業のうち、市場価値で見ると、昨年は国営の中国酒造大手と石油大国であるサウジアラムコだけが利益率が高かった。 AppleやAlphabet(Googleの親会社)のようなテクノロジーリーダーの20-25%という儲かるレベルでさえ比較すると貧弱に見えます。

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サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.