心身一如とは仏教の言葉になり、意味としては、身心ともに充実していること。物事に一心に集中しているさま。また、心と体は一体であって、分けることはできず、一つのものの両面にすぎないという考えとなります。
確かに、心が乱れて、荒れることが続けば、体に異変として出ることもありますし、そもそも病は気からということで、心が元気だと、病気になりにくいイメージがありますね。
また、陽明学では、心と頭を分けて考え、心で思ったことと頭で考えたことが違うと、心と頭が解離した状態となり、ストレスが生じると言っています。そのため両者が調和するように心の陶冶(とうや)、すなわち心の在り方を鍛えることを勧めています。
私自身は、全ての万物は繋がっているとする東洋的な思想が好きです。
また、幸せの達人になるためには、この心身一如の状態を長く続けられることが鍵だと思っています。
ただし、言うは易く行うは難しで、心はすぐに乱れてしまいますし、体もすぐに怠けてしまうので、日々内省しながらも明日こそはと希望を捨てないように心がけています。
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