見ているだけでワクワクする人

心から楽しんでいる人を見ると、こちらまで清々しくなってしまい、応援したくなります。

MLBで活躍した選手と、現在形で活躍している選手を挙げるとなると、イチロー選手と大谷選手をあげる人が多いと思います。

このお二人、私のイメージでは、イチロー選手がストイックで、侍のようなイメージがあるのに対して、大谷選手は、野球少年がそのまま大きくなって純粋に野球を楽しんでいるイメージがあります。

言い換えると、イチロー選手はどんな時でもプロフェッショナルに徹していたのに対して、大谷選手は、とにかく打球を遠くまで飛ばし、そして誰よりも早く投げることを楽しんでいるように見えます。

私は、もともとイチロー選手のように、理想を追求して一つのことを極めるために努力を続けている人に憧れや共感を感じていました。

一方で、大谷選手には野球選手という概念さえも超えて、今まで誰も成し遂げたことがない向こう側の風景を見せてくれる人ということで、ただただ応援したくなってしまう存在なのかも知れません。もはや、批判したり、批評する存在ではないということでしょうか。

ちなみに、大谷選手の野球に対する姿勢を語った言葉をみると、やはり、野球を職業としてではなくて、純粋に野球を楽しみたいんだなとという考えが伝わってきます。

野球を毎日続けることは楽しいが、練習に関しては好きなわけではなく、上達するための義務として行っていた。渡米後の2019年には「本当は練習したくないんです。(中略)毎日、ゲームだけして、試合に行ったら打てるというなら、それでいいじゃないですか。(中略)僕はやらないと打てないので、練習、やりますけどね(笑)」と語っている。

この先、ホームラン記録などのプレッシャーも強くなってくるかも知れませんが、大谷選手には、記録よりも、単純に野球を楽しんでもらいたいと強く願うとともに、私自身も、刀は軽く持ち、軽やかに人生を歩んでいきたいと思うのでした。

(English)

If I had to name two players who have been active in the MLB and are still active today, I think most people would say Ichiro and Otani.

My image of these two players is that Ichiro is stoic and has the image of a samurai, while Otani is a baseball boy who has grown up and genuinely enjoys playing baseball.

In other words, Ichiro was a professional no matter what, while Otani seems to enjoy throwing the ball farther and faster than anyone else.

I have always admired and sympathized with people like Ichiro, who pursue their ideals and continue to work hard to master one thing at a time.

On the other hand, Otani has transcended even the notion of being a baseball player and has shown me a landscape of the other side of the world that no one has ever achieved before, which is probably why I just want to support him. He is no longer someone to criticize or critique.

Incidentally, when I read Ohtani’s words about his attitude toward baseball, I can feel that he wants to enjoy baseball purely, not as a profession.

I enjoy continuing to play baseball every day, but when it comes to practice, I don’t like it; I did it as an obligation to improve. After coming to the U.S., in 2019, he said, “I don’t really want to practice. I don’t really want to practice,” he said in 2019 after he came to the U.S. “If I can just play games every day and then go to a game and hit, that’s fine. I can’t hit unless I practice, so I do practice (laughs).

In the future, there may be more pressure on him to set home run records, but I strongly hope that he will simply enjoy baseball rather than setting records.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.