目標に向かって奮闘しているときにこそ幸せを感じる

精神科医であり、心理学者でもある、ヴィクトール・フルンクル氏の言葉を紹介させていただきます。


”人間にとって第一に必要なものは、生物学でいう『ホメオスタシス』、つまり緊張のない状態であるという仮定は、精神衛生上の誤った、危険な考え方だと思います。人間が本当に必要としているものは緊張のない状態ではなく、彼にふさわしい目標のために努力し苦闘することなのです” 


世界的に有名な方ですが、彼が有名な理由の一つは、第二次世界大戦下、ドイツの強制収容所から奇跡的に生還したユダヤ人学者だからです。あの絶望するしかない状況の中で、フランクルは生きる意味を自分に問いかけ、周囲に問いかけ、生き続ける意志を貫いたことが世界中に人に感銘を与えているのですね。
彼がこれらの経験から、人間の幸福はなにも緊張がない穏やかな状態に身を浸すことではなく、意味に向かって奮闘している状態であると結論づけたそうです。

他にも、


”人の心が満たされるのは、自分にとって意味のある何かに取り組んでいるとき、または自分のことを必要としてくれる「何か」や「誰か」のために何かができるとき・・・人間の心はそのようにできている” という言葉を残しています。


ちなみにこの言葉を聞いて真っ先に浮かび上がるのは、キングカズこと三浦知良さんです。
カズさんに一ミリでも近づけるように頑張るぞ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.