内省の勧め

反省に似た言葉に内省という言葉があります。


辞書では、

1. 自分の考えや行動などを深くかえりみること。反省

2. 自分自身の心のはたらきや状態をかえりみること

3. みずからの意識体験をみずから観察すること。本来意識体験は私的な性格をもつものであり,自己観察によってしか観察されえないものである


と説明されています。1の意味はまさにに反省の意味と重なりますが、私は、2と3の行いが人の成長のためにとても大事なことだと思っています。

内省するためには、自分の心や感情、そしてその動きを観察する必要があるわけですが、なかなか日々の忙しさに感けて、こうした時間を取る余裕のない方が多いのではないでしょうか。


一方で、こうした自分のための時間は、自分を大切に扱うといことに加えて(自己肯定感を育んでいく)、”自分に気づく”ためにも有効だと思います(セルフコーチングと呼んでもいいかもしれません)。


私自身が感じる効能(??)としては、自分にはコントロールできないこと、もしくは可能性として起こることの少ないことに多く自分の心が動かされていることに気がつき、非生産的なことを考える時間が減った(より心が安定した)ということが挙げられるでしょうか。

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サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.