父が私に残してくれたもの

社会人になって、もうすぐ30年が経とうとしていますが、新卒で入った会社が外資系の会社で、その後に転職した、現在働いている会社も外資系の会社です。


就職活動をしていた大学生の時は、英語を学べて、使える仕事をしたい、海外の人と仕事ができる会社に就職したいと考えていたので、その時の望みは叶ったことになります。


それでは、何故そもそも英語に興味を持ったかというと、これは完全に父の影響になります。


父親は、戦後アメリカの進駐軍が横浜に駐屯していた時に、そこで働いていた時期があり、当時の日本人としては、英語に堪能でハイカラであったようです。


私が子供の頃は、そこでの父の武勇伝を、アメリカ人と写った若き日の父親の写真と共に、よく聞かされていました。


また、父は、アメリカの西部劇やギャング映画をTVの洋画劇場で見るのが好きで、普段は9時過ぎには寝床に着いていなければならない私に、映画を見る時だけは、遅くまで起きていることを許され、眠い目をこすりながら映画を見たことが思い出されます。


そんな影響を受けた小学生の頃の私ですが、中学生に上がると、当時出ていた、”ロードショー”、や、”スクリーン”という映画雑誌を見て、映画館に通うことをしていました。また、当時は、MTVが日本でも火が付くほどヒットして、夢中になって洋楽を聴いていたのも自然の流れだったのかもしれません。


そんな訳で、子供の頃のアメリカへの憧れから、英語に興味を持ち、社会人になってからは、英語圏での生活も経験して、また英語をもっと上手くなりたいという気持ちが消えることはなく、ここまできてしまいました。


これからも、自分なりの英語道を極めるために精進して、楽しんでいきたいと思います。


今でも、毎日知らない単語が何十個も出てきて辞書で調べますが、英語の道は果てしなく続き、その終点はないのだと感じます。

(English)


It has been almost 30 years since I entered the workforce, and the company I entered as a new graduate was a foreign company, and the company I am working for now is also a foreign company.


When I was a university student looking for a job, I wanted to work in a company where I could learn English and use it, and where I could work with people from overseas, and that’s what I wanted.


So why did I become interested in English in the first place?


My father worked for the American occupation forces in Yokohama when they were stationed there after the war, and for a Japanese at the time, he was fluent and high-powered in English.


When I was a child, I often heard stories of my father’s military exploits, along with pictures of him as a young man with Americans.


He also liked to watch American westerns and gangster movies in the Western movie theater on TV, and while I usually had to be in bed by past nine o’clock, he would allow me to stay up late to watch them, rubbing my sleepy eyes.


When I reached junior high school, I used to go to the movies through the movie magazines called “Roadshow” and “Screen” that were on at the time. In addition, MTV was a big hit in Japan at that time, and I was listening to Western music with a passion.


That’s why I got interested in English from my childhood fascination with America, and after I started working, I experienced life in an English-speaking country, and my desire to improve my English has never disappeared, and I have come to this point.


I will continue to devote myself to mastering my own way of English and enjoy it.


Even now, every day I come across dozens of words I don’t know and look them up in the dictionary, but I feel that the path of English is endless and that there is no end to it.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.