能力を上げる脳の使い方

良い習慣を続けることも、意思の力も、脳の使い方にその秘密がある思っています。

より健康的で、生産的、そしてより良い人生を送るためには、できる限り多くの良い習慣を持つことが大切なのは言うまでもないことですが、一方で、その習慣が私たちの成長を止めてしまうこともあると思います。

私たちは、朝起きてから夜寝るまで習慣に支配されていると言ってもいいくらい、その行動や思考パターンが、飛行機のオートパイロットのようにプログラムされています。このオートパイロットのおかげで、自分がすべきことを忘れずに、また色々と考えることなく、習慣を継続できるわけです。

その反面、一旦オートパイロットモードに入ると、何も考えずにその行動や思考が行われるため、気がつくとただ惰性でやっていることになり、その習慣が何か学習やトレーニングのためにやっているものだと学習や習得のスピードや成長を止めてしまうことにもなるのではないでしょうか。

ということで、英語の勉強をするときも、筋トレやランニングなどのエクセサイズをするときも、常に勉強方法やトレーニング方法を変えたり、バラエティを持たせることで脳に刺激を与え、また飽きないように工夫することが大事になるわけですね。

脳はその機能上、すぐに省エネモードに入って、できるだけ脳を使わないようにする性質を持っているそうですが、勉強やトレーニングをする時は、できるだけ脳に刺激を与え常に新しいシナプスを生成できればその学習能力や身体能力は上がっていくそうです。

また、何かを継続するために必要な意思の力に関しては、できるだけ脳に余計なノイズを入れないことが大切ではないかと思うことが多くなりました。

そのためには、マルチタスクを辞めるのはもちろん、TVやネットの情報もできるだけシャットダウンすること、また不安事や喧嘩などのストレスも脳には悪い影響を与えるので、それらの原因や要因となることから離れること、つまり、脳が自分のやりたいことややるべきことだけに集中できるような環境作りが結果的に意思の力を鍛えることになるのではないでしょうか。

生活も思考も、シンプルイズベストが、今の私にはピッタリのような気がしています。

(English)

t goes without saying that it is important to have as many good habits as possible in order to live a healthier, more productive, and better life, but on the other hand, I believe that sometimes those habits can stop us from growing.

We can say that we are governed by our habits from the time we wake up in the morning until we go to bed at night, and our behavior and thought patterns are programmed like the autopilot of an airplane.

Thanks to this autopilot, we can continue our habits without forgetting what we need to do and without thinking too much.

On the other hand, once you go into the autopilot mode, the action or thought is done without thinking, so you find yourself just coasting along, and if the habit is something you are doing for learning or training, it may stop the speed and growth of learning and mastery.

So, whether you are studying English or doing exercises such as strength training or running, it is important to constantly change your study and training methods and add variety to stimulate your brain and prevent it from getting bored.

However, when studying or training, if you can stimulate your brain as much as possible and constantly generate new synapses, your learning ability and physical ability will improve.

Also, I have often thought that it is important to keep the brain free from unnecessary noise as much as possible when it comes to the will power needed to continue doing something.

In order to do this, I think it is important to quit multitasking, shut down the TV and the Internet as much as possible, and get away from anxiety, quarrels, and other stresses that cause or contribute to these problems, as they have a negative effect on the brain. In other words, I think that creating an environment where the brain can focus only on what it wants to do and what it should do will ultimately strengthen the power of will.

I feel that simplicity is best for me now, both in my life and my thoughts.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.