成功体験を捨て、新しい体験を作っていく

私が今働いている米IT企業の経営理念に、”常に革新的な製品やサービスを提供することでより良い世界を作っていく”、ということが掲げられていて、管理職には、チェンジ・エージェント(変化を促す人)になるための社内研修が行われます。これって個人の成長にもとても大切なことだと思っています。

私は、新卒で入った米外資系と、10年前に転職した同じく米外資系の2社で合わせて30年働いてきました。

この2社に共通する経営理念の一つに、常に革新的な製品やサービスを提供することでより良い世界を作っていく。

ということが上げられています。

そして、この理念を達成するためには、常に現状に満足することなく、新しいことにチャンレジしていく。つまり、社員一人一人には、常に変化しづつけることが求められ、特にピープルリーダーと呼ばれる管理職にはチェンジ・エージェント(変化を促す人)になるための研修などを受ける機会が多くあったりします。

自ら作った成功体験を、自ら壊して、常に新しい体験を作っていく。

会社の中でこの考え方を徹底的に鍛えられたこともあリますが、個人の成長や発展のためにも、この考え方ってとても大切なことだと思っています。

変化が激しく、不確実性の高まった現在社会においては、リスクを取らないことが一番のリスクになると言いますし、人生100年時代を迎え、一つのスキルや専門性で生きていける時代ではなくなりました。

私自身は、51歳の時にブログを始め、これからの人生、ずっとやりたかったのにやれなかったことを始めようと決意できたのも、また新たな夢や目標を持てたのも、この現状に満足することなく新しいことにチャレンジしていくというマインドを持つことができたからだと思っています。

そして、会社ではお金をもらいながら、英語やマネージメントなどの能力を高められ、個人で参加するのが難しいさまざまな研修を受けさせてもらう。こんなにも恵まれた環境で働いてこれたことには本当に感謝しかありません。

さあ、今日も何か新しいことを学ぶためにチャレンジしていきたいと思います。

(English)

I have been working for 30 years at two companies: one foreign company in the U.S., which I joined as a new graduate, and another foreign company in the U.S., which I moved to 10 years ago.

One of the common management philosophies of these two companies is

One of the common management principles of these two companies is to create a better world by constantly providing innovative products and services.

In order to achieve this philosophy, we need to make the world a better place.

In order to achieve this philosophy, we must never be satisfied with the status quo, but always try new things.

In other words, each and every employee is required to keep changing, and managers, especially people leaders, have many opportunities to receive training on how to become change agents.

We need to break down the successful experiences we have created for ourselves and constantly create new ones.

I have been thoroughly trained in this way of thinking in the company, but I think this way of thinking is also very important for personal growth and development.

In today’s rapidly changing and uncertain society, not taking risks is said to be the biggest risk. In the age of 100 years of life, it is no longer possible to live by a single skill or specialty.

I myself started blogging when I was 51 years old, and I was able to decide to start doing things that I had always wanted to do but could not, and I was able to have new dreams and goals because I was able to have the mindset to challenge new things without being satisfied with the current situation.

In addition, I am able to improve my English and management skills while receiving money from the company, and am allowed to take part in various training programs that are difficult to attend individually. I am very grateful to have been able to work in such a blessed environment.

Now, I would like to challenge myself to learn something new today.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.