老後のことを考える

父の死ががきっかけで、自分の人生の舵を大きく切ることに決め、50代以降の自分の人生に対してある種の覚悟ができました。つまり、歳を取ることは衰えることではなく、自分の成長を促し、自分の夢をどんどん叶えていく時期だと自分に言い聞かせたのです。

人生100年時代になり、健康寿命も伸びていることは嬉しい反面、老後の生活に不安を抱えている人も増えているのではないでしょうか。

私は今年54歳になり、後10年ちょっとで高齢者の仲間入りとなります。と言うことは今から20年後は超高齢者になっています。

30代や40代の頃は、あまり自分の年齢を意識することはなかったのですが、50代に入るとなぜか年齢を意識することが格段に増えていきました。

きっかけは父を2年少し前に失くして、自分にもどれくらいの人生が残されているかを考えさせられることなったことだと思っていますが、それ以外にも、若い時から40代くらいまでの自分は想像できても、50代以降の自分が想像できなかったので、いざ、自分が50代になってみて、この先どうやって生きていけばいいのかという焦りが出てきたのかもしれません。

私の場合は、父が亡くなったことがきっかけで、自分の人生の舵を大きく切ることに決めたことで、50代以降の自分の人生に対してある種の覚悟ができました。つまり、歳をとっていくことが衰えていくだけということではなく、歳をとっていくことは自分の成長を促し、自分の夢をどんどん叶えていく時期だと言い聞かせたのです。

これでも、だいぶ年齢に対する将来の不安が軽くなった気がします。

それでも、正直、加齢により体力や知力が落ちていくことによる不安が頭をよぎることはあります。ただ、できないことを考えてもしょうがないと思う質なので、自分ができることに集中して、日々成長していくことが大切だと言い聞かせています。

今は、毎日目的を持って、できるだけワクワクしながら生きることを目指しています。

そのためには、好きなこと、興味のあること、やりたいことを、愚直にやるだけだと思っています。

自分の命が終わるときに、やりたいことをやらせてもらった人生だったと思えるように今日も1日を大切に生きていきたいと思います。

(English)

While we are happy that we are in the age of 100 years of life and that healthy life expectancy is increasing, more and more people may be worried about their lives in old age.

I will be 54 years old this year, and in a little more than 10 years I will join the ranks of the elderly. This means that 20 years from now, I will be a very old person.

When I was in my 30s and 40s, I was not very conscious of my age, but when I entered my 50s, for some reason, I became much more conscious of my age.

I lost my father a little over two years ago, which made me think about how much life I have left to live, but I also could imagine myself in my 40s when I was younger, but I could not imagine myself in my 50s and beyond.

In my case, my father’s death was the catalyst for my decision to take a major turn in the direction of my life, and I have made certain preparations for my life after my 50s. In other words, I told myself that getting older does not mean that I will only decline, but that getting older is a time for me to grow and fulfill my dreams more and more.

Even with this, I feel that my anxiety about my future with respect to age has lessened considerably.

Still, to be honest, there are times when I worry about my declining physical and intellectual strength as I age. However, I have the quality of thinking that it is no use thinking about what I cannot do, so I tell myself that it is important to focus on what I can do and to grow day by day.

Right now, I aim to live each day with purpose and as much excitement as possible.

To achieve this, I believe that I just have to do what I love, what interests me, and what I want to do, in a very foolish way.

I want to live each day carefully so that when my life comes to an end, I will be able to say that it was a life that allowed me to do what I wanted to do.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.