父の墓前で

今日は40年以上前に通った中学校の通学路を愛犬と散歩したのですが、あの頃の思いが蘇ってきました。その足で父の眠るお寺に立ち寄り、墓前で自分が全然進歩していないことを愚痴ってきました。愚痴を聞いてくれてありがとう。

今日は愛犬チャーリーの散歩に私の通っていた中学校の通学路を歩いてみました。

中学校を卒業して40年は経ちますが、学校の帰り道に友達と話していたことを今でも思い出すことができます。

娘が4月から同じ中学校に通っているのですが、私自身中学を卒業してからもう40年も経っていることがなんだか信じられない心境です。

10代の頃には、今の自分の年である54歳の自分なんて想像もつきませんでしたが、今の自分には54歳の自分も、13歳の自分も同じ自分であまり変わりはありません。

それでも54年という歳月は世界や社会を大きく変えていて、自分だけ取り残されているのではないかという一抹な不安が出てきました。

なので、散歩の最後に父が眠るお寺に立ち寄ることにしました。このお寺、今は母だけが住む私の実家からわずか50メートル足らずの場所にあるのですが、小さい頃から家から閉め出されると一人でお寺に行って気を紛らわせていた場所でもあります。

今日は、父の墓前に前に立ち手を合わせながら、”中学の頃から全然進歩していないように思えるけどこの先このままでいいのかな” と父に話しかけてみました。

残念ながら父からの返事はありませんでしたが、最終的に自分の頭の中に降りてきたイメージは、”あたたかい”、”たのしい”、”ただしい” でした。

このことがどんなことを意味するのかは分かりませんでしたが、考えてもしょうがない気がするので、考えずに、でも頭の中のイメージを感じるようにしたいと思います。

(English)

Today I walked my dog Charlie along the path to school at the junior high school I attended.

It has been 40 years since I graduated from junior high school, but I can still remember talking with my friends on the way home from school.

My daughter has been attending the same junior high school since April, and I find it somewhat hard to believe that it has already been 40 years since I myself graduated from junior high school.

When I was a teenager, I couldn’t imagine myself at 54, the age I am now, but to me now, the 54-year-old me and the 13-year-old me are not so different.

Still, 54 years has changed the world and society so much that I began to feel a slight anxiety that I might be the only one left behind.

So, at the end of my walk, I decided to stop by the temple where my father is buried.

This temple is located less than 50 meters from my parents’ house, where only my mother lives now, and it is a place where I used to go alone to distract myself whenever I was shut out of the house since I was a small child.

Today, as I stood in front of my father’s grave and clasped my hands together, I asked my father, “It seems like I haven’t progressed at all since junior high school, but I wonder if I can continue like this from now on.”

Unfortunately, my father did not reply, but the images that finally came to my mind were “warm,” “fun,” and “just “.

I didn’t know what this meant, but I feel like I can’t think about it, so I will try not to think about it, but to feel the images in my head.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.