心の”ゆらぎ”や”とらわれ”から開放する

以前、このブログで、


私たち人間は、一日に6万回も思考をしていることをお話ししました。


https://masterofhappiness.com/archives/1528

そして、そのうちの約8割は、心配事やネガティブなことを考えていることも取り上げました。


更に、心配事の96%は実際には起こらないというリサーチ結果を聞いたことがあります。所謂、取り越し苦労と言われることに私たちの頭は多くの時間を使ってしまっているという訳ですね。


それでは、どうしたら、不安やネガティブな感情を減らしたり、止めることができるでしょうか。


先ず、最初に理解すべきは、私たちの心配事やネガティブな考えは、全て自分自身で意味付けしているという点に気づくことではないかなと考えています。


自分の “揺らぎ” や “とらわれ” は、その多くが自分自身が作り出している幻想に過ぎないということにどれだけ気がつけるかがとても大切ではないでしょうか。


不安が頭の中に出てきた時に、その不安を無理やりシャットダウンしようとするのではなく、その感情を脇に置くイメージをしてから、今この瞬間に自分は困っているだろうか?と考えると、スーッと心が落ち着くことがあることに気がつけます。

一旦心が落ち着いてくれれば、あとは、その不安やネガティブな感情の元になっていることに対して何か行動を取った方がいいのか冷静に判断できると思います。

私の場合、ネガティブな感情が出てくる度に、その感情を脇に置くイメージをして、出来るだけ自分の頭や心を客観的に見るように努めていますが、そのほとんどが、自分勝手な思い込みや、妄想によることに驚いています。

まだ、”ゆらぎ” や “とらわれ” は、油断していると何時にでも湧き上がってきますが、それでも、後を引きずることが少なくなり、自分の精神が安定してきたことを実感しています。

(English)


Earlier in this blog, I mentioned that


we humans think 60,000 times a day.


(https:/masterofhappiness.comarchives1528)


I also shared that about 80% of those thoughts are worries or negative thoughts.


Furthermore, I’ve heard a research that 96% of worries never actually happen.


This means that our minds spend a lot of time thinking about things that we should not worry about.
So, how can we reduce or stop our anxiety and negative emotions?


I think the first thing to understand is to realize that all of our worries and negative thoughts have their own meaning.


I think it’s very important to realize that most of our “fluctuations” and “preoccupations” are just illusions that we create for ourselves.


When anxiety pops up in your mind, instead of trying to force it to shut down, imagine putting it aside and then ask yourself, “Am I in trouble at this moment? If you think about it, you will notice that you can feel a sense of calmness.


Once your mind calms down, you can then calmly decide if you should take any action against the source of your anxiety and negative feelings.


In my case, every time a negative emotion comes up, I try to imagine putting it aside and try to look at my head and heart as objectively as possible, and I am surprised to find that most of the time it is due to selfish assumptions and delusions.


I am surprised to find that most of them are due to my own selfish beliefs and delusions. Although the “fluctuation” and “preoccupation” can still come up at any time if I am not careful, I still feel that my mind is becoming more stable and less likely to linger.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.